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2007年度大会(研究発表会・総会)ならびに記念行事
建築史学会の2007年度の大会(研究発表会・総会)ならびに記念行事は下記のとおり開催しました。
日時
2007年4月21日(土曜日)9:00~17:00
会場
広島大学学士会館 レセプションホール(東広島市鏡山)
研究発表会(9:00~12:00)
 司会 金行信輔(広島大学)
・9:00- 9:30 清水重敦「法隆寺金堂規格材論」
・9:30-10:00 大上直樹「国宝西明寺本堂の前身小屋組について-五間堂復原案の問題点と七間堂復原案」
・10:00-10:30 中尾七重「民家研究におけるAMS放射性炭素年代測定の試みについて」
・10:30-11:00 西田雅嗣「プロヴァンスのロマネスク建築ラ・セル修道院の寸法から見た建築について」
・11:00-11:30 堀内正昭「初代国会仮議事堂(竣工1890年)の復元的考察」
・11:30-12:00 谷川正己「未定稿とされてきた原稿は、Wrightの講演原稿であった」
総 会(13:00~13:50)
第十一回建築史学会賞授賞式/2006年度経過報告/2006年度会計報告/会計監査報告/常任委員改選/会長・副会長の選出/2007年度活動計画/監事改選 等
記念行事 シンポジウム(14:00~17:00)
「二十世紀モダニズム建築研究の方向性 -広島ワークショップ- 」
 2006年、広島の平和記念資料館(丹下健三設計)、世界平和記念聖堂(村野藤吾設計)が同時に国指定の重要文化財となり、かつ平和記念公園(丹下健三設計)が国の名勝に指定されるに至った。日本において初めて戦後の建築作品が重要文化財に指定されるに至ったことになる。それらは高い水準のデザイン作品として芸術的な価値が認められたわけだが、被爆地広島に現れたこれらの建築作品は戦後復興と新しい民主主義社会構築に向かう息吹の産物でもあった。
 モダニズム建築作品は今や世界遺産の対象ともされ、すでにシュレーダー邸、トゥーゲントハット邸、バウハウス関連建築物などが世界遺産に登録されている。いずれも優れた芸術作品であるとともに、二十世紀初期という国際化、大衆化という大きな社会的変動の落とし子でもあって、人類史の記念碑という性格を有している。
 二十世紀モダニズム建築は一時、同時代の牽引車として自明のごとくに称賛されてきたが、いまや歴史的文化財としてより客観的な評価の対象となってきている。すでに1970年前後のポスト・モダン期にはモダニズム建築全般があらゆる角度から批判の矢面に立った。二十世紀モダニズム建築研究には新しい価値観が求められている。そこには形態分析、社会的・文化的背景の分析、芸術的感性の分析など多様な研究方法がありうるが、どのような視点や方法が有効なのか、そして二十一世紀を歩んで行く過程においてどのような歴史的評価が確立されていくのか、いまだ曖昧模糊としている。
 日本のモダニズム建築が始まる出発点となった広島で、改めてモダニズム建築が始まった動機を振り返りつつ、二十世紀モダニズム建築のどのような面に注目することが意義あることなのかを深く議論したい。ヨーロッパ各国のモダニズム建築の研究者に、自らの研究の向かうところ、また併せて各国の研究動向の情報を提供していただき、会場に集まった研究者とともに活発なディスカッションを促し、研究の方向性を探り、また新しいテーマを発見するワークショップの場とする。
 モダニズム建築の見直しは、巨匠たちの脱神話化と再評価の視点さがし、東西イデオロギー対立のもとに隠れてきたロシア構成主義、東欧諸国の個性的活動の発掘、さらにはアジアを含む西洋以外も含めた地球規模のモダニズムの再検証に至るものであり、関心を持っておられる方は多いと思われ、ディスカッションではできるだけ幅広く会場からの発言をいただき、このシンポジウムを参加者それぞれにとって得るもののある場としたい。
 会場: 広島大学学士会館 レセプションホール(東広島市鏡山)
 <プログラム>
 14:00~14:20 主旨説明 杉本俊多(広島大学)
 14:20~15:50 話題提供(研究方法・成果の紹介と各国の研究事情)
  司会 杉本俊多(広島大学) 記録 冨田英夫(呉高専)
  1.伊藤大介 (北海道東海大学)  北欧
  2.田所辰之助(日本大学短期大学部) ドイツ
  3.千代章一郎(広島大学)  フランス
 15:50~16:00 休憩
 16:00~17:00 ディスカッション(パネル+聴衆)
  総括 吉田鋼市(横浜国立大学)